2日目
今日の天気予報は午前中晴れでだんだん曇っていくとのこと。ではでは午前中のうちにできるだけたくさん周ってしまいたい!!
宿から車で15分ほど走ると「屈斜路湖」の砂湯に到着します。

砂湯というと、九州の人間は指宿のように、浴衣をきて砂に埋もれて〜とイメージしてしまうのですが、こちらの砂湯はさにあらず。
湖のすぐ側の砂を掘るとお湯がぶくぶくと沸いてくるのです。だから水溜りみたいに見えるのが、実はお湯溜りなのだ! きちんと木の枠がしてあって腰掛けて足を浸すことができるところも作ってありました。

スワンボートもあったりして楽しそう。


←温泉採掘犬


ネッシーではなく「クッシー」→
きた道を戻っていくと「硫黄山」あり。雲仙みたいだ・・・。

←6月しか咲いてない「エゾイソツツジ」


「硫黄山ソフト」さっぱり味でおいしい→
ダメもとでもう一度「摩周湖」へ上がってみる

しかし、この霧ロード!!


無理かな・・・
・・・無理でした・・・。霧で全く何もみえません。

しかし、いいことも!
こちらの売店の「摩周いもだんご」。あったかくてモチモチしててすごくおいしかったです!昨日は売店すでに閉まってたんだよね〜。来た甲斐があったよ!


つづけて「裏摩周展望台」にもぐるーりと周って行ったのですが、こちらもまったく何も見えなかったので割愛させていただきます。
ただし、摩周湖4度目の寅蔵は「初めて霧の摩周湖が見れた」と喜んでました。


この辺は酪農が盛んのようで、ずーっとまっすぐ続く道に、横は牧場という風景が続きます。

牛さん牛さんこんにちは。

さて、本日の秘境「神の子池」。
ここも狭い砂利道を約10分山の中へすすみます。

なんでも摩周湖はその水が流れ出る川は全くないらしいのですが、その摩周湖の水が唯一湧き出す池がこの「神の子池」らしいのです。


非常に透明感があり、色はブルー。神秘的です。
北海道といえば大草原!360度の大パノラマ!

・・・が見えるはずで「開陽台」へいってみたのですが、またしても霧で・・・。
肉眼だとまわりに広がる牧草地にたくさんの牛さんたちが見えるんだけど・・・。


こんな写真で恐縮ですが、青い空とひろがる草原をご想像ください・・・。
野付半島の端っこまでやってきました。まわりは海水で自然枯れしたナラの木たち、天気も曇っててなんか奇妙な空間です。


この帰り道、一羽のタンチョウヅルを発見しました!!なんかツルって優雅ですなー。
ちょっと遅めのお昼ご飯。

味噌ラーメンにカニとかホタテとかサーモンとかイカとかの入った豪華版!!
だんだん雲行きが悪ーくなってきました。羅臼に到着。

道の駅「知床・らうす」でトイレ休憩を取ると、道の駅の中にドラマ「北の国から」のロケ地が案内されていました。

すぐ近くに「ひかりごけ」というところがあったので寄ってみることに。

こけが光って見えるそうなのですが、しかしぃ・・・。天気も悪いしね〜。シンバは先日のホタル観賞と同様まったく興味なしでした・・・。
今にも雨が降りそうな天気になってきたので、ウトロの宿へ向かうことに。

知床峠を通る道へいく途中で秘湯「熊の湯」を発見。

こちらはキャンプに来られる方やバイカーのために、愛好家の方々の好意で無料で提供されている温泉。女湯のみ白濁しているという情報を得ていたので、白い温泉フリークの私としてはどうしても入りたい。
寅蔵とシンバには車で待ってもらって私だけ温泉で冷えた体を温めさせていただきました。・・・ほっ(温泉につかっておもわず出る声)
無料の温泉の割りに脱衣所もきちんとあります。こじんまりとした「熊の湯」、私的には◎です。
またまた霧の道路をぬけてウトロへつきました。途中「知床自然センター」へ立寄って大型ビジョンで「知床の四季」を予習しました。明日の知床観光が楽しみ!

「いるかホテル」はこじんまりとしたペンション風でこの日は犬連れが他に2組いらっしゃいました。そのうち1組は福岡からの方でなんと知床までずっと車でやってこられているのです!!すげーーーー!!
夕食には新鮮な生きたウニがありました。ウニに目がない私。もっともっと食べたかった!でも昼ごはんを食べ過ぎていて〜胃モタレがぁ・・・。
その日の晩、持参した胃腸薬をのんで寝ました。あー、もう食べ過ぎません。



おまけ
その1 本日の走行距離 約310km
その2 砂湯ではラジオからFM福岡のローカル番組がはっきりと聞こえてきました。
朝の渋滞情報ももちろん福岡版。おそるべしFM福岡電波!

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