愛犬と旅行にでかける前の計画&準備  

 計画編 

人間のみの旅行だったら、あまり計画性がなくても結果としてはけっこう楽しい旅だったということも多いですよね。
でも犬連れでは、あまり急な行動だと、うまくいかないことが多いと思います。

なので、出掛ける前にできるだけ多くの情報を仕入れておくようにしています。本やネットが情報源で、最近犬連れ旅行を特集した雑誌もけっこうでてますが、まだまだ数が少なく、自分達が行きたい場所が乗ってる可能性は低いです。
その点ネットはいろんなHPで実際に旅行にいかれた方の記録が見れるのでお勧めです。粘って検索すればするほど、ひょっこり情報が発見できたりします。

1、日にちと行きたい場所の候補地をいくつか考える。

我が家の場合、欲張りなのか優柔不断なのか行きたい場所を一ヶ所になかなかしぼれないので、何ヶ所か同時に宿や食事場所を調べています。

日にちというか時期も大事ですよね。犬連れとなると夏場の旅行は避けたほうがいいのでは・・・と思います。昼間道路が熱くて歩けないですもんね・・・。ベストは春先とか秋頃ですよね、人間にとっても、犬にとっても。

2、宿を決める。

やはりまずは宿。ここが決まらなくては始まりません。でも、いろいろな方の旅行記を拝見していると、自家用車に泊まるという方もありました。それも季節がよければOKですよね。
ペットOKの宿もカフェと同様、ペット大歓迎というところから、とめてあげてもいいですよという感じのところまで(ひどいところはペットは車に・・・なんてところもあるそうで。それじゃ意味ないよー)いろいろなので、よーく調べて過去泊まった方たちの意見なども参考にしたほうがいいと思います。
食事つきの宿で、ダイニングやレストランはペット不可というところは多いです。その場合、犬を部屋に待たせることになるので、初めての場所できちんと無駄吠えをせず待てるかという問題もでてきます。

ペット料金として1,000円から3,000円程度(犬種によって異なる場合もあり)設定してあるところも多く、そういうところはだいたいそのお金がトイレシーツや粘着ローラーなどの備品代になっているところが多いようです。
何もペット用備品などのサービスがないのにペット料金を請求される時や、同じ宿に連泊の場合や複数犬の場合に、人間と同じように3泊分とか3頭分とかを請求されるのはちょっとぼったくりでは・・・と少々思います。だって、備品ってそんなにかからないし・・・、そこまで宿に負担をかけてないと思うんですよね。おっと、話がそれました!これはあくまでも個人的な感想ですので・・・。失礼!

3、交通手段を決める。

飛行機でいくのか、列車で行くのか、車で行くのか、それとも船か。
これはけっこう大事です。
我が家は飛行機派でした。"でした"というのは少し考えが変わりつつあるからです。
飛行機でしか行けない場合を別とすると、以前はまず「飛行機で」と思っていたのが新幹線や車も考えるようになりました。犬連れで飛行機を利用するとき、犬を預ける際に誓約書のようなものを書きます。このとき、まさかと思いつつもドキドキするのも事実です。航空会社の方に尋ねるとまれに亡くなってしまうペットもいるそうなので、やはり十分に考えないといけないと思います。
フェリー会社の方にお尋ねしたときも(フェリーの客室へは犬は入れないため)、長時間のフェリー移動で車内にずっと置いておくと暑さのためになくなってしまうペットがいるそうです。
飛行機に比べると新幹線や車だと愛犬と離れなくていいので、その点は安心ですよね・・・。

愛犬と楽しい旅行をするために移動手段は十分に検討してほしいと思います。


4、観光場所、食事場所を考える。

ここからが楽しくもあり、面倒でもあることです。
人間のみの旅行だったら観光場所や食事場所なんて、そのときの気分で〜ってことができるんですけど、犬連れはそうはいきません。
観光施設もペットOKもあればNGも多く、行ってみて入り口で断られては悲しすぎます。
あらかじめお電話で確認するようにしていますが、このときに大活躍するのがキャリーバッグです。キャリーバッグに入れれば受け入れてもらえることが多いように思います。
禁止になっているところは仕方がないので、あきらめるか、どうしても入館したいときは夫と交代で入るようにしています。車に犬のみで待たせるのはいかがなものでしょうか。時と場合によると思いますが、基本的にはよくないでしょう。

食事場所も毎食コンビニ弁当というのは味気ないので、できるだけご当地の名物が食べれるように頑張って探します。 実際に行く前に電話で確認をとっておくと安心です。お店のスタッフの方のペット連れに対する応対の感じも読み取れて一石二鳥です。
ペットOKというレストランで、ペットがOKなのはテラス席のみというのはよくあること。旅行にいく季節を考えないと、寒かったり、暑かったりで大変です。

旅程はゆっくりのんびりという方がいいでしょうね。休憩を多く取れて。
「おいおい、けっこうハードスケジュールだよ」とシンバが突っ込むかもしれません。理想はあくまで理想。
のんびりしたいけど、ついついあっちこっちいく予定を立ててしまいます。



 準備編 

いよいよ旅行が近づいてきたら準備にとりかかりましょー♪
たくさん入って転がせるので、犬連れの場合スーツケースに詰め込んでいます。
犬用で必要なものをあげてみると・・・
□ ドッグフード&皿 □ うんち処理袋 □ トイレシーツ
□ 携帯用水入れ □ キャリーバッグ □ 粘着ローラー
□ 消臭スプレー □ 水に溶けるポケットティッシュ □ ウエットティッシュ
□ ポケットティッシュ □ タオル □ おやつ

プラスαであったら便利なもの

□ 犬用レインコート □ ブラシ □ ビオフェルミン
□ ノミよけハーブオイル □ トイレシートの下に敷くビニール □ ドライシャンプー
□ 敷物 □ おもちゃ □ 迷子札


なるべく身軽で行きたいというのが人情ですが、荷物は確実に増えます。
ペット用の食事を用意してくれるところもあるようですが、普段たべているものがいいです。慣れない移動でおなかをこわす可能性があるので、ビオフェルミンも必ずもっていきます。敷物はレンタカーに敷いたりできて便利です。
ノミよけハーブオイルというと?ですが、ペットショップで買った首輪の裏にぬるロールオンタイプのノミよけです。効果はよくわかりませんが、今のところノミで悩まされたことはありません。
意外によかったのがウエットティッシュのようなドライシャンプーです。
「簡単メイク落とし」とか「流せるトイレクリーナー」のような感じで湿っていて、ブラシにかぶせてブラッシングします。抜け毛もとれて、なんとなくきれいになったような感じで、捨てるときに抜け毛がふわふわしないのもよかったです。





シンバと一緒に旅行をはじめて数年が経ちました。
最近は観光地でほかの犬連れの方とお会いすることも珍しくなくなりました。犬連れ旅行をする人が増えてきてるんですねー。
ホテルをはじめ、観光施設はペットを受け入れてくれるところも増えてきていると思いますが、逆に以前はOKだったところがNGになったりしている施設もたまにあります。
犬連れで旅行することに賛否両論あると思いますが、私達にとってはシンバは家族の一員であり、一緒に楽しい思い出をたくさん作りたいという気持ちで出かけています。ペットを受け入れてくれる場所を増やすのも減らすのも飼い主の行動次第だと思っています。愛犬と旅行を考えられている皆さん、みんなで気持ちよく楽しい思い出が作れるように、またこれからもペットを受け入れてくれる場所が増えるように頑張りましょうねー。(少し偉そうで申し訳ありません・・・)